こんにちは。ハイド・オン・タムです。
今回は、2024年7月18日にリリースされた「パッチノート 14.14」で新たに登場したチャンピオン『世界の間の魔女 オーロラ』の開発エピソードまとめたので、ぜひ読んでみてください。
オーロラとは
今回新登場したチャンピオン『オーロラ』は、神秘的なキメラ生物でルーンテラの魔力と非常に調和する力を持つ種族「ヴァスタヤ」の一人である。
「ヴァスタヤ」は、今や神話と化すほど遥かなる過去の時代、定命のモノたちと天空からやってきた巨人たちの戦いによって「始まりの地」の調和が失われてしまった。その時に、最も賢明な定命の者たちは先祖の知恵を求め、霊界の力を手に入れて「ヴァスタヤシャイ=レイ」となった。
彼らは姿を変えることができるうえに不死身であり、自然界そのものを武器として操ることができた。その血を受け継ぐものたちは「ヴァスタヤ」と呼ばれ、『オーロラ』もその一人である。
『オーロラ』は他のヴァスタヤと異なり、霊界を見ることが可能で、行き来する事も出来る。悩める霊の友であり、癒す存在、そして『オーン』の友達です。
オーロラの過去
『オーロラ』が考案され始めたのは2018年で、パッチ8.11頃でした。
これが初期コンセプトの『オーロラ』であり、Kindlejack氏が生みの親であるとあります。様々な案が考えられましたが、誰もが精霊魔法を操るウサギの魔女を思い浮かべたそうです。
召喚師タイプのキャラクターは、人によって常に一緒にいるものを想像する人や、一時的に召喚してすぐに去ってしまうものを想像する人などに別れました。
最終的にチームが追求した方向性は、魔法を見ただけで理解できる天才魔法使いでした。
魔法をコピーできる人。ウルトを盗むことができる人。
この時点で、なんとなく思い当たるチャンピオンが出てくると思いますが、呪文を盗むスキルは良いが、彼女には似合わないという意見が多く採用されませんでした。
その結果、『サイラス』が生まれたそうです。
結果的にこの時に『オーロラ』は生まれませんでしたが、サイラスの元になったり、リリアの性格の元になったり、ヨネや精霊の花の形、フィドルスティックスの悪魔の伝承などにも役立ったそうです。
初期案から約6年後
初期案が登場してから約6年が経ち、チーム全員が元のデザインで作る必要があると感じ、ヴァスタヤの『セト』が登場してからしばらく経ったため、もう一度バニーガールのような『オーロラ』の誕生に進みました。
セトはアナグマとクズリから、アーリはキツネから、ザヤとラカンもキツネからインスピレーションを受けて誕生しました。
『オーロラ』はウサギだけでなく、「ヴァスタヤン模様」を作るために、ヒョウの斑点のような模様も元になっています。
制作をする上で、『オーロラ』の足に力を入れており、ウサギには足に毛がある数少ない哺乳類の一つで、足の指や裏に肉球がないことから、人間のような足をデザインしたそうです。
ちなみに、『オーロラ』はつま先立ちをしているそうです。
また、『オーロラ』はフレヨルドにルーツを持つチャンピオンですが、多くのヴァスタヤはアイオニアにルーツを持っており、そこも今までのヴァスタヤ達とは異なった点です。
『オーロラ』は魔女でありますが、近年は文化的にも受け入れられてきています。そのため、異教や黒魔術よりも精神性を重視したコテージコアの現代版魔術を元に作られ、ヒンドゥー教や伝統的な中東のモチーフを参考にして、フレヨルドのルーン文字とデザインの形が融合されました。
『オーロラ』のウルト「世界の狭間」はゼルダの迷いの森がインスピレーションの一つになっているそうです。
また、オーロラは自閉症であり、Auroraの開発チーム、Riot全体の多くは、自閉症スペクトラム障害を持つ人々と経験を共有することに意欲的で、これらをゲームに持ち込み、私たちの脳の働き方、つまり私たちの世界の見え方が異なることを『オーロラ』によって表現し、他の人が抱く期待とは異なることを『オーロラ』によって輝かせたいそうです。
『オーロラ』には多様性を表すメッセージが込められていると感じました。
まとめ
今回、『オーロラ』の開発秘話「CHAMPION INSIGHTS:AURORA」を読んでまとめましたが、初期案は約6年も前に遡り、その過程でサイラスやリリアなど他のチャンピオンのエッセンスになっていることを知りました。
また、オーロラには自閉症に関するメッセージ性が込められており、『オーロラ』作成に対する強い思いがあったと感じられます。
『オーロラ』によって、環境がどのように変化していくのか楽しみですね!
「『オーロラ』開発エピソードまとめ」は、以下のサイト等を元に作っております。あわせてご覧ください。
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最後まで、お読みいただきありがとうございました。
では、どこかのサモナーズリフトでお会いしましょう!